コミケと選挙と条例・ビックサイト

2017年には東京都で都議会選挙が行われる予定になっているので、コミケや条例・ビックサイトあたりも併せてみてみようかなと思います。

結論から言うと、コミケや条例・ビッグサイトをよくしようと思うなら、まず選挙に行け!特に20代・30代。行かないと自分たちに不都合な状況になるぞ!」ということです。

まず、東京都議会選挙を選んだ理由として、以下の理由を挙げておきます。

東京都青少年の健全な育成に関する条例の改正 - 2010年(平成22年)
・オリンピック・パラリンピック開催時に、東京ビッグサイトが利用できない
・東京ビックサイトが小さくて、しかも東と西に分かれてて使いにくい

上記の条例については、制定当時からかなりインターネットでも意見が出ており、東京都へもかなりの意見・要望などが送られたようです。(条例についての是非についてはここでは触れません)

また、オリンピック・パラリンピックの間にビックサイトが利用不可になっていることは、直近の問題としてかなり大きいのではないでしょうか。

そこで、東京都議会選挙です。

条例についても、東京都の政策についても、影響力を大きく持っているのは東京都知事と東京都の地方議員です。
そして、知事も議員も選挙を通じて選出されるため、投票した人たちの意見・要望を反映しやすいところが重要になります。
逆を言えば、「投票してない人の意見・要望は反映されにくい」という捉え方もできると思います。

そうしたことを踏まえて、コミケに参加している人たちの主な年齢層を見てみます。

コミケの平均年齢 2011年)
男性: サークル:30.4歳 一般:28.8歳
女性: サークル:31.6歳 一般:30.3歳

コミケに参加している人の中心は、20代・30代の人たちと言えそうです。

そして、その20代・30代の投票率を見てみます。比較対象として、50歳以上の投票率と比べました。

(東京都都議会選挙の2005年(平成17年)、2009年(平成21年)の投票率
20代: 20%~30%台
30代: 20%~40%台
50歳以上: 50%~70%

50歳以上に比べて、20代・30代の投票率は極めて低いのが実情で、選挙によっては倍以上の投票率になっています。(それにしても、投票率20%台はさすがに低すぎるだろ…。)

東京都青少年の健全な育成に関する条例の改正が2010年(平成22年)で、その前の選挙の20代・30代の投票率が、20%~40%くらい。

この投票率の低さで、政治家が自分たちの意見を聞く気になると思いますか?

建前としては、地方議員はその地域の人たちの意見・要望を取り入れ、政策・条例へと結びつけることになっているのですが、実態がどうかというところを見ることも必要だろうと思うのです。

インターネット上で大いに議論をして、東京都へ意見・要望を伝えることはいいのですが、「それがどれだけの力を持つか」というところと、投票率がどれくらい影響しているかというところの想像です。

ちなみに、署名をいくら集めても、選挙で投票する方が絶対に効果があると思います。
政治家は署名は無視することができますが、選挙だけは無視できません。なぜなら、自分が選挙で落選する可能性が出てくるからです

地方選は4年に1回です。選挙で投票するくらいの労力は、コミケの行列に並ぶよりはよっぽど楽で、自分たちの創作活動の助けにもなるでしょう。

世間では、築地市場豊洲移転問題が大きな話題となっていますが、議会で話し合いが行われるのはその議題だけではありません。
自分たちの意見を直接反映させるためにも、投票に行くかどうかというところは一つのポイントになると思います。


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(参考資料)
コミックマーケット調査報告:
http://www.comiket.co.jp/info-a/C81/C81Ctlg35AnqReprot.pdf
(東京都選挙管理委員会事務局:
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/election/nendaibetuchousa/togi-nendaibetu2013/